赤いヤッケの男 山の霊異記
山の本の紹介です。
「赤いヤッケの男 山の霊異記」(安曇潤平著、メディアファクトリー刊、1300円)

山を舞台にした怪談集です。『幽』という怪談専門誌(そんなものがあったんだ!)の連載をまとめたものだとか。
私は山で怪談めいた体験に出くわしたことはないし、霊もお化けも妖怪も信じない者ですが、山や自然そのものへの恐れの感情は持っています。あんな怖いものはないとさえ思います。そういう意味では、山は怪談話の絶好の舞台なのかも…。
しかも、語り口の妙というのでしょうか、あらすじだけ聞いても怖くもなんともない話が、巧みな口調や絶妙な間でもって語られると、背筋がぞぞ〜と寒くなることってありますよね。この著者、その「語り口」が抜群にうまいんだなぁ。山登りのディテールがしっかりしているのも「真実味」を増す要因かも。
ただ怖いだけでなく、不思議な話、ほのぼのといい話なども取り混ぜて、楽しませてくれました。全23話。一篇一篇は短いです。
KH
「赤いヤッケの男 山の霊異記」(安曇潤平著、メディアファクトリー刊、1300円)

山を舞台にした怪談集です。『幽』という怪談専門誌(そんなものがあったんだ!)の連載をまとめたものだとか。
私は山で怪談めいた体験に出くわしたことはないし、霊もお化けも妖怪も信じない者ですが、山や自然そのものへの恐れの感情は持っています。あんな怖いものはないとさえ思います。そういう意味では、山は怪談話の絶好の舞台なのかも…。
しかも、語り口の妙というのでしょうか、あらすじだけ聞いても怖くもなんともない話が、巧みな口調や絶妙な間でもって語られると、背筋がぞぞ〜と寒くなることってありますよね。この著者、その「語り口」が抜群にうまいんだなぁ。山登りのディテールがしっかりしているのも「真実味」を増す要因かも。
ただ怖いだけでなく、不思議な話、ほのぼのといい話なども取り混ぜて、楽しませてくれました。全23話。一篇一篇は短いです。
KH
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