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南の島で山歩き in 伊江島 

カテゴリ:山行 九州・沖縄

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沖縄海洋博記念公園の「亀の浜」から望む伊江島の「城山」

 6月22~26日、一足早く梅雨が明けた沖縄へ愚妻と行ってきました。
 沖縄を訪れるのは今回で10度目となりますが、このところ八重山や宮古などの先島諸島にばかり出かけていましたので、久しぶりに沖縄本島にステイすることにしました。
 旅のメインは本島北部の名護や本部半島周辺の観光でしたが、その合間に、「北の都で山登り」と並んでここ数年のワタクシ的「恒例行事」となっている「南の島で山歩き」(←「山歩き」と言いながらも、実はほとんど「観光」だったりして((^┰^))ゞ)を楽しんできました。

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↑沖縄海洋博記念公園の「エメラルドビーチ」から望む伊江島の「城山」

 今回登った「南の島の山」は、本部半島の北西に位置する伊江島の「城山(ぐすくやま)」です。
 「城山」は、伊江島のほぼ中央部にある海抜172メートルの岩山で、「イエタッチュー」の愛称で親しまれています。(※「タッチュー」は沖縄の言葉で「尖った・突き出た」の意)
 本部半島の西端にある海洋博記念公園やエメラルドビーチなどからも、海の上に浮かぶ鳥帽子を思わせる独特な山容を眺めることができます。
 以前、海洋博記念公園を訪れたとき、水平線に浮かぶ島の上にポコッと突き出た存在感たっぷりの山がとても気に入り、「いつかあそこに登るぞ」と誓った日から早11年が過ぎてしまいましたが、ついに今回その機会に恵まれました。

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↑岩の塊のような独特な山容の「城山」

 少々学術的な話になってしまいますが、「城山」は、「オフスクレープ現象」という古い岩盤が新しい岩盤に潜り込む過程で、その一部が剥がれて新しい岩盤の上に乗る現象によって形成された大変珍しい岩山だそうで、この現象を実際に見ることができるのは、実は「世界で唯一伊江島だけ」なのだそうです。

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↑海抜172メートルの「城山」の山頂

 本部港から大きなフェリーに揺られること約30分で、伊江島の海の玄関口である伊江港に到着です。
 港の前の店でレンタカーを借り、道に迷いつつも約15分で駐車場のある登山口へ、そこから岩の階段を登ること約10分弱であっという間に山頂にたどり着きました。

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↑「城山」から下山後、今夏初の「カキ氷」を食しました

 「城山」の山頂は狭いものの、360度の大展望が広がり、周囲にはぐるりとトロピカ~ルなエメラルドブルーの大海原が広がっていました。
 「沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館」のある海洋博記念公園や、瀬底島、水納島(みんなじま)なども、海の向こうに眺めることができました。

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↑白砂の「伊江ビーチ」で初泳ぎも楽しみました

 約30分間、ほぼ貸しきりの山頂で素晴らしい眺望をココロゆくまで楽しんだ後、後ろ髪を引かれつつも駐車場へと下山しました。
 その後、レンタカーで島内の観光ポイントをぐるりと周って、島内観光の仕上げに島の南東部にある「伊江ビーチ」で初泳ぎを楽しみました。

 JIN記

(追記その1)山の会のブログなのに、昨年に続きまたしてもトロピカルな海の写真ばかりアップしてしまいましたが(^_^;)、年に一度のことですので何卒ご容赦くださいませm(_ _)m

(追記その2)本山行が山の会の山行として相応しくないのか(^_^;)、はたまた個人山行であるからか、例会資料の「山行報告」の欄には記載していただけませんでしたが(T_T)、本山行の実施にあたりましては、前日までに会へ山行計画を提出し、また下山後の報告も行っております。
いわゆる「無届山行」ではありませんので、誤解なきよう、一応念のため‥( '-' )

 ↓続きに写真があります
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イタツミ尾根往復で登りました――雨の大山 

カテゴリ:山行 大山

6月17日(日) 、大山に登ってきました。「はせ」単独です。

この日は雨の予報だったのですが、朝方雨が上がり、曇りの天気。でも山の上は雲の中だし、まだ降ってるだろうなあ…、と覚悟の上で出かけました。

20120617雨降りの木
 ↑山頂のご神木「雨降りの木」

ヤビツ峠までの車での道中は降られなかったのですが、案の定、峠では降っています。さっそくカッパを着込んで登り始めます。

しかし、最初の急登を登り終え、ベンチのところでカッパは脱ぎました。何といっても蒸れる! ゴア製とはいえ、この湿気では、かいた汗の排出が追いつきません。それに、大した降りでもありません。

昨夜の寝不足のせいか、最初体が重く感じられましたが、次第に調子が出てきました。雨のせいで、いつもと比べて登山者は多くはありませんが、それでも、そこは人気の大山、けっこう登ってきます。中には学齢前のお子さん連れの方も。

山頂に着いて、ベンチでコーヒー(スターバックスのインスタント)を入れて休みます。しばらくして雨は上がり、空が明るくなってきました。

ところで大山山頂、最近はシカが多いですね。この日も4頭見かけました。登ってくる途中見たのを入れると5頭です。うち1頭は生まれて間もない感じの小鹿でした。

大山は今年に入って5回目。なかなか月1ペースとまでは行きませんが、秦野在住の私にとっては一番登りやすい1000m峰です。ヤビツ峠からの「イタツミ尾根」はとても登りやすく、しかも適度に変化があって飽きません。これからもなるべくせっせと通おうと思います。

はせ



↓続きもご覧ください。

先日の台風の影響で渡渉がちょっと大変でした――4人で登った檜洞丸 

カテゴリ:山行 丹沢

本当は6人で登るはずだったのですが、当日朝になって「二日酔いでめちゃくちゃ頭が痛い上に吐き気がするので、檜洞丸はパスして大野山に登る!」とAさんが言い出し、それにRikaさんが同調してくっついて行ったので、結局4人(男女2人ずつ)になりました。はせ、アッキー、イッチー、あやや(仮称)の4人です。

20120624渡渉


ゴーラ沢出合の渡渉が、ちょっと大変でした。西丹沢自然教室の指導員の女性によれば「靴を脱いで裸足で渡ってください」とのことでしたが、バランス感に優れた若いメンバー2人は、靴のままぴょんと渡りました。私とイッチーは靴を脱いで渡りました。

台風による倒木や折れた枝で道がふさがれている部分がありましたが、難なく通り抜けました。

この日は終日曇りでぱっとしない天気。展望園地からの富士山や、山頂からの蛭ケ岳~塔ノ岳などの展望は、今回ガスっていてゼロでした。

でもモミやブナなどの原生林、山頂近くに広がるコバイケイソウやツワブキの群生などが霧に包まれた幻想的な風景は、なかなか魅力満点でした。イッチーは「ジブリの映画みたい」と言っていました。「もののけ姫」かなと思ったら、「トトロが出てきそう」と。そうかなぁ…。

シロヤシオやミツバツツジはもうとっくに散ってしまっていましたが、そのぶん登山者は少なく、静かな山が楽しめました。

私は今回でこの山は9回目。山の会には、今回参加できなかったけど檜洞丸にはぜひ行きたい、という方が何人かいます(二日酔いで断念したA女史を含め)ので、秋にでもまた計画しようと思います。

ところで今回のメンバー、イッチーは大のももクロ(ももいろクローバーZ)ファン。山頂で休憩中、ももクロとは何か、その魅力とコンサートチケットのゲットの仕方などを解説していただき、ももクロファンを広げる友人知人への「布教」活動の一端も垣間見せてくれました(私も半ば“洗脳”されかかりました)。で、私も負けず、西丹沢の魅力を広げる「布教活動」に精を出そうかな、と思った次第です。

下山後は、中川温泉ぶなの湯で湯ったりまったり。疲れを落としました。その後、秦野の我が家に車を置いてから秦野駅南口の「しゃかりき秦野店」で反省会に突入したのでした。

はせ


「戦場ヶ原」で野猿とバトル(^_^;) 

カテゴリ:山行 日光・尾瀬

 先日、オトナ気もなく野猿(野生の猿)とバトルしてしまいました(笑)

野猿との戦いが行われた「戦場ヶ原」
↑野猿との壮絶な戦い(笑)が繰り広げられた「戦場ヶ原」

 奥日光の「戦場ヶ原」を訪れたことについては、先に本ブログに記事をアップしましたが、「事件」はそのときに勃発しました。
 出発地の赤沼バス停から湯川沿いに自然研究路を歩いて湯元温泉へと向かう途中、小腹が空いたので休憩適地の「泉門池(いずみやどいけ)」に立ち寄って一休みすることにしました。

 「泉門池」に到着すると、すでに数組の先客が休憩していましたが、皆手前のテーブルにばかり固まるように陣取っていて、池に近く景色の良い奥のテーブルが何故かいくつも空いていました。
 これ幸いと奥のテーブルの方へ歩いていくと、奥のテーブルに誰も座らなかった理由がすぐにわかりました。
 一番奥のテーブルの上に、ビニール袋を持った野猿がちょこんと座っていたのでした。

 普段からあまり物事を深く考えない私も、さすがに「さてどうしたものか」と少し躊躇しました。
 これまでも、単独行の際、北アルプスの涸沢下部Sガレ付近や大天井ヒュッテ上部の登山道など、山の中で野生の猿と遭遇したことが何度かありましたが、こちらから「ちょっかい」を出さない限りは、野猿の方からも近寄ってこなかったというこれまでの経験から、「野猿と少し距離を開けておけば、まあ大丈夫だろう‥」などとタカをくくり、野猿のいるテーブルから幾つか手前のテーブルに腰掛けました。
 それでも、一応は野猿の動きに注意を払う必要があったので、ザックを下ろした後も、チラチラと奥にいる野猿の観察を続けました。

 野猿は、私の存在に当然気づいてはいるのでしょうが、こちらの方へ近づいてくる様子はなく、しばらくの間ビニール袋の中に手を突っ込んでガサガサとやっていました。
 野猿が近づいてこなかったので、私は少し安心して、野猿の様子を写真に撮ろうとウエストバックを腰から外してテーブルの上に置き、カメラを取り出そうとした、そのときです。

 野猿は、手にしていたビニール袋を投げ捨てて、テーブルから飛び降りたかと思ったら、あろうことか、こちらの方へ素早く近寄ってくるではありませんか。
 油断していた私は、この急展開のおそるべき事態に対応できず、「え!え!」と内心かなりローバイしてしまいました。
 私がウロタエていることを見透かしたように、野猿は迷うことなく私の座っているテーブルの上にぴょんと飛び乗り、私を睨み付けて顔をゆがませ威嚇してきました。

 野猿と私の距離はほんの50センチメートルほどです。
 動物園ならいざ知らず、野生の猿をこんな間近で見たこと(対峙したこと)など、私のこれまでの人生においてはもちろんありません。
 さすがに若干の恐怖感を覚え、一瞬「逃げようか」と思いましたが、背後から「この後いったいどうなるのか」と固唾を呑んで注視しているギャラリーの熱い視線を感じたので、ここは「見栄」を張って、逃げることなくなんとかその場に留まりました。
 
 気の弱い方などは、この時点で「きゃあ!」と逃げ出し、後は野猿が残った荷物を物色し、食べ物を奪って逃げるという、野猿にとっての「勝ちパターン」となるのでしょうが、私は怖いながらも野猿の威嚇に少々「カチン」と来ていたこともあり、ジャイアンよろしく「野猿のくせにナマイキダー」的に手を振り上げて、逆に威嚇し返しました。

 しかし、敵もサルもので、その野猿は怯むそぶりなどまったく見せず、さらに私を威嚇してきます。
 脳ミソが猿と同程度な私も、さらにヒートアップし、「ナンダコノヤロー」的に野猿の前でザックを持ち上げて、「A.T.フィールド」を強力に展開して対抗しました。
 それでも、野猿はまったく逃げることなく、テーブルの上に居座り続け、しばらくの間、野猿と私とで睨み合いが続きましたが、やがて野猿は私が食べ物を所持していないと判断したのか、テーブルの上から飛び降りて、無人の別のテーブルへと移って行き、私と野猿のメンタル的バトルは「ドロー」という結果で終わりました。

 野猿がどうしていきなり急接近してきたのか、そのときはすぐにはわかりませんでしたが、後でよく考えてみたところ、どうやら野猿は、過去の経験(学習)から、私がウエストバックからカメラを取り出す仕草を、食べ物を取り出したと勘違いして寄ってきたのものと思われます。

 本来であれば、この場所で軽く行動食的なものを食べる予定でしたが、ここでザックから食べ物を取り出そうものなら、再びあの野猿が性懲りも無く寄ってきて、「第2ラウンド」開始のゴングが鳴ってしまうおそれが多分にあったため、ここでの飲食は諦めざるを得ませんでした。
 また、「せめてこの野猿を写真に収めから立ち去ろうか‥」とも考えましたが、カメラを取り出そうとすれば、また食べ物と勘違いされて「脅迫」されるかもしれないため、ぐっと思い留まりました。(←そのため、本記事にこの野猿の写真をアップすることができませんでした)

 その後、「湯滝」まで歩き、そこで小休止としましたが、レストハウスの掲示板に貼ってあった「野猿に注意!」のポスターの写真を見て思わず笑ってしまいました。
 「おたずね者」的に写っている野猿が、間違いなく先ほど私とバトルを繰り広げたアイツだったからです(笑)

 この顔にピンと来たらご用心!
↑この顔にピンと来たらご用心!

こいつだ!コイツに間違いありません
↑もう難しいのかもしれませんが、群れに戻ることを願ってやみません

 奥日光を歩かれる際は、野猿とバトルしてしまわぬよう、ご用心くださいませ(笑)

 JIN記

(追記その1)帰宅後にネットで調べたところ、「サルに注意」の記事がすでにアップされていました。
 「花」の開花情報ばかりに気をとられていて、「猿」の出没情報にはまったく気がつきませんでした。((^┰^))ゞ

(追記その2)本山行が山の会の山行として相応しくないのか(^_^;)、はたまた個人山行であるからか、例会資料の「山行報告」の欄には記載していただけませんでしたが(T_T)、本山行の実施にあたりましては、前日までに会へ山行計画を提出し、また下山後の報告も行っております。
 いわゆる「無届山行」ではありません。誤解のないよう、一応念のため‥( '-' ) 

雨上がりの高水三山で写真教室 & はなこさんの山デビュー 

カテゴリ:山行 奥多摩

 17日、奥多摩の高水三山に登ってきました。
メンバーは、リーダーのKさん、Sさん、アッキー、はなこさん、そしてハーリーの5人。
今回は、自分で写真展を開くほどの腕前のSさんが写真の撮り方教室を開いてくれました。そのために、一眼レフカメラも自分用と生徒用に2台持参してくれました。
 また、最近ヤマニテに入会したばかりのはなこさんにとっては山デビューとなりました。
以下、はなこさんの山デビュー山行記です。

道標師匠

 高水三山に登りました。これは、最近、「ヤマニテ」に入会した私を歓迎する意味もあって企画された山行で、手軽なコースでありながら縦走的味わいも楽しめると聞いていました。

 スタートは軍畑駅。小雨のなかを歩き出しました。高源寺までは普通の舗装道路で、途中、雨は止んでくれました。この古刹が登山口。登っていく脇には、白い可憐なコアジサイが咲いていました。だんだんと登りの傾斜がきつくなり、息が荒くなります。でも、日の光が差し始め、すばらしい眺望が広がってもきたので、それに励まされるように登りました。山上の寺、高水院常福院の手前、最後の登りは登山初心者の私には「心臓破りの急傾斜」で、「クルンジャナカッタ」という言葉が何回も頭をよぎります。でも、いまさら引き返すこともできない…。

あじさい師匠
↑コアジサイがきれいに咲いていました(S師匠撮影)

 常福院で昼食休憩したあと、高水山山頂へ。記念写真を撮りました。その後、目指すは岩茸石山山頂。なだらかな尾根道を、心得のある仲間に写真の撮り方を教えてもらいながら進みます。ゆるやかな道なので、私も気分よく、軽口をたたいていました。そんな私の眼前にそびえたったのが、山頂直前の急傾斜の登り。道なんてなくて、木の根っこがうにゃうにゃ出ています。「えーっ! これ一体どうやって登るの」と頭が真っ白に。するとすかさず先輩が「木の根っこがしっかりしているのでそれにつかまりながら登れば大丈夫です」と。考えている余裕はありません。必死にその言葉の通りに登りました。山頂に登ってみれば、すっかり晴れ渡っていて、山々、眼下の町が美しく、「ああ、苦労して登った者だけがこれを見られるんだな」ととても満足しました。

 ですが、ですが、そんな私を「恐怖の急斜面下り」が待っていようとは…。

 実は私、そうとうな高所恐怖症。歩道橋さえ怖くて、避けていたのです。でも、こんなんじゃ山歩きはできない…と登山靴を履いて歩道橋を登り降りする「自主トレ」を経て、この日の山行に参加していました。しかし、実際の山道の下りは想像以上のものでした。高いところが怖い私にとっては、イヤでも下が見えてしまう下りが怖いようで、傾斜がキツイと足が震えてきます。一度怖いと思うと、それまで平気だったような下り道まで怖くなってしまって…。

坂登り師匠
↑急坂に悪戦苦闘

 ものすごく恥ずかしい話ですが、怖さのあまりお尻を地べたにつけて「ずり這い」して降りたり、木につかまってソロリソロリと降りたりしました。惣岳山山頂手前の登りもかなりのシンドサでしたが、下りの恐ろしさに比べれば…。「どうかこのあと怖い下りがありませんように…」という私の願いは見事に裏切られ、私は「下る恐怖」を存分に味わわされました。

 3時予定だった下山が4時半になったのは、そんな風に私が時間をかけて下ったせいかと思われます。

 それでも私がなんとか降りきることができたのは、先輩たちが温かく見守ってくれたからです。「大丈夫?」と何度も聞いてくれるリーダー。2人の男性の先輩は私のそばについていてくれました。私の後ろから歩いていた女性の仲間は、私が、「ああ、足が震えてしまっています」と言うと、「ゆっくり、ゆっくり」と声をかけてくれました。ですから、無事に下山できたときに、「みなさんのおかげです。ありがとうございました」という言葉が自然と出ました。すると女性の仲間が「自分自身の力で切り開いたんですよ」と言ってくれ、涙が出そうになりました。

 たぶん、私が急な下りを降りる姿はすごくみっともなかったと思います。でも、どんなにみっともない姿でも、とにかく前に進もうとした。それだけは事実です。これまで、自分のできそうなことだけをソツなくこなそうという傾向が強かった私にとって、この山行はなんだかとても意味が深い気さえします。

記念撮影師匠
↑山頂で記念撮影

 下山後は河辺温泉梅の湯でまったりしたあと、楽しい夕餉となりました。この席でも、先輩に温かく励ましてもらい、心ホカホカで帰路についた私でした。

 でもね、この次はもう少しゆるやかな下りコースの山行を所望したいな、と思っています(笑)。

(はなこ記)

コース  軍畑駅-高源寺-高水山-岩茸石山-惣岳山-御岳駅(歩行距離9.3キロ)

ズミの花咲く高原へ 

カテゴリ:山行 日光・尾瀬

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↑咲いたばかりの可憐なズミの花

 6月18日(月)、梅雨の晴れ間に久しぶりに奥日光の「戦場ヶ原」を歩いてきました。
 この時期の「戦場ヶ原」は、ズミ(コナシ)の花やワタスゲの白い綿毛を楽しむことができます。
 私は、ズミの花が咲き新緑が輝くこの時期と、木々が鮮やかに色づく紅葉の時期の「戦場ヶ原」が大好きで、これまで幾度も訪れていますが、決して見飽きることはありません。

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↑ズミの花々のトンネルをくぐりながら歩きます

 ズミの花は、つぼみが赤、開きかけはピンク、開ききると白色になり、一つの花で三度楽しめるおトク?な花ですが(笑)、花期が桜のように短く、うっかりしているとあっという間に散ってしまうため、花を楽しむためにはこまめな情報収集が必要です。
 今年は花の時期が少し遅れ気味とのことでしたが、「戦場ヶ原」のところ彼処で白いズミの花々が綺麗に咲いていました。

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↑白い清楚なズミの花

 一部まだ赤い蕾のままの木もありましたが、すでに花びらが散り始めている木もあり、「戦場ヶ原」全体としては、ズミの花は「ほぼ満開」でした。
 「千手ヶ浜」のクリンソウの花もちょうど見頃を迎えていたので、多少の混雑を予想していましたが、梅雨の時期の平日ということもあり、ハイカーの姿は少なめで、静かな山歩きを楽しむことができました。

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↑この時期はズミの花が「戦場ヶ原」全体に彩を添えます

 この日は幸いにも梅雨とは思えない上天気に恵まれましたが、翌日は一変し、午後からは台風4号による強風・大雨の荒れた天気となりました。
 奥日光「戦場ヶ原」でも花散らしの雨・風となり、可憐なズミの花もかなり散ってしまったかもしれません。

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↑爽やかな青い空に映える満開のズミの花

 ズミの花が散ると、奥日光にもようやく初夏が訪れます。

 JIN記

(追記)本山行が山の会の山行として相応しくないのか(^_^;)、はたまた個人山行であるからか、例会資料の「山行報告」の欄には記載していただけませんでしたが(T_T)、本山行の実施にあたりましては、前日までに会へ山行計画を提出し、また下山後の報告も行っております。いわゆる「無届山行」ではありません。
 誤解のないよう、一応念のため‥( '-' )

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意外ときつかった~! 沼津アルプス。 今回はグルメより温泉を取りました 

カテゴリ:山行 伊豆、熱海、湘南

「沼津アルプス」を歩いてきました。多比から香貫山方面を目指す「北行」ルートを歩きました。コース中ずっと富士山が行く手に見えて「南行」よりも景色が楽しめる、と聞いていたからですが、今回富士山はずっと雲の中でした。

20120610鷲頭山
 ↑鷲頭山と小鷲頭山を振り返る(「奥駿河パノラマ台」から)

低山とはいえ、アップダウンが多く、なかなか歩き応えのあるコース――とは聞いていたのですが、実際思った以上にハードでした。丹沢辺りの山とは植生がだいぶ違う感じがします。こんもり、鬱蒼、という言葉が浮かびます。

駿河湾や、沼津の町、千本松原の海岸線…。時々林の間から見えるのは、どれも美しい景色でした。富士山が見えなかったのはかさねがさね残念です。

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 ↑小鷲頭山山頂からの眺め。弓状の緑色は沼津の千本松原


今回、香貫山までは行かず、徳倉(とくら)山で切り上げて下山しました。だって完登しようと思ったらまだあと3時間も歩くことになるんだもの…。

下山後は「沼津港のおいしい魚&ビール」を取るか、伊豆長岡に出て源泉かけ流しの温泉につかって疲れを癒すほうを取るか…。迷ったのですが、後者にしました。

バス停(「御用邸前」)を探してうろうろしているときに道を教えてくれた女性が、「香貫山の周辺は夕方になるとイノシシが運動会を始めるんですよ」と話してくれました。そういえば去年大磯の湘南平を歩いた時も、周辺の住宅街に「イノシシ注意」の看板が、これでもかというくらいあったっけ。イノシシとの共生を強いられる住民は大変でしょうね。今度来る時は香貫山も歩きたいと思います。

さて入った温泉は、長岡南浴場(源泉かけ流し、300円)です。でも韮山温泉館(源泉かけ流し、250円)のほうが、駅に近くて、しかも安くてよかったかも。

はせ




マロリーは山頂に立ったのか? ジェフリー・アーチャー「遥かなる未踏峰」 

カテゴリ:本の紹介

こんな本を読みました。

「遥かなる未踏峰」〈上、下〉ジェフリー・アーチャー著 (新潮文庫)

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エベレストに消えたイギリスの登山家ジョージ・マロリーの伝記小説です。牧師の息子として生まれ、小さいころから登山の才能を芽生えさせたマロリーの生い立ちを、丁寧に描いていきます。

女性にも大学教育や政治参加に道を開くべきだという考え、学閥や出身地にとらわれず実力主義でエベレスト登山隊員は選ぶべきという考えを持った、進歩的な人物として描かれています。

なぜ山に登るのかと聞かれ「そこに山があるから」と答えたというエピソードは有名ですが、私にとって歴史上の人物として霧のかなたの人物でしかなかったマロリーの、ひととなりが、躍動感ある生き生きとした人間像として立ち上がっていきます。

マロリーとアーヴィンはエベレスト(チョモランマ)の頂を踏んだのか、どうなのか――エベレスト登頂史の中でそれは永遠の謎となっています。夢枕獏の『神々の山嶺』も、たしかこの謎に絡んだ話だったように思いますが、このジェフリー・アーチャーの小説はその謎にどう迫っているのか。…気になりますよね。

ヒマラヤから毎日妻に手紙を書き続けたマロリーの愛妻家ぶりは相当なものです。妻の写真を山頂に置いてくると約束した、その写真ははたして山頂にあるのか…? まあ、その辺は読んでのお楽しみ、ということで。

はせ