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北の都で山歩き @ 冬の札幌旭山 

カテゴリ:山行 北海道

 1月初旬に、札幌の「旭山」に登ってきました。

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↑前日に降雪があったのですが、朝にはすでにトレースがありました

 「旭山」に「登ってきた」などと記すと、いかにも「登山」してきたようなカンジがしますが、実際のところは愚妻と一緒に札幌市内にある「旭山記念公園」の一番高いところへ、散策がてらに「登ってきた」といったカンジでしょうか‥(笑)

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↑おそらく、山麓周辺にお住まいの方などが早朝歩かれているのだと思われます

 ただし、「公園」とはいっても、そこは北の都の札幌ですので、冬のこの時季には「公園散策」でも、ちょっとした「スノーハイキング」を楽しむことができます。

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↑葉を落としたシラカバの木が青い空に映えてキレイでした

 北海道の「旭山」というと、行動展示で知られる旭川市の「旭山動物園」が全国的には有名ですが、こと札幌市民に限って言えば、「旭山」と言えば「旭山記念公園」のことなのです。←と、札幌往訪22回目のワタクシは勝手に思っています(笑)

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↑朝陽を浴びた樹木の枝が白い雪原に影を落とします

 「旭山」というと、それなりの山っぽい地形を想像してしまいますが、北の「札幌円山」や南の「藻岩山」とは異なり、顕著なピークはなく、「山」というよりは「丘陵」といったカンジです。

 
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↑札幌の中心市街地がすぐ近くに見えました

 ロケーション的には、札幌の市街地の西のはずれに位置し、北側にある「札幌円山(まるやま)」と南側にある「藻岩(もいわ)山」に挟まれて、周辺は豊かな自然が残されています。

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↑動物らしき足跡が「旭山」公園の「頂上」へ延びています

 
 アプローチも短時間かつ容易で、札幌市の中心部にある市営地下鉄「大通駅」から東西線に乗車(約5分・乗車賃200円)して「円山公園駅」で下車し、「円山公園駅前バス停」から「旭山公園前」行きのバスに乗車(約14分・乗車賃210円)し終点で下車すると、公園の入口まで行くことができます。(終点までバスで行くと、「頂上」近くまで登ってしまうため、「山麓」から歩いて登る場合には、二つ手前の「界川バス停」で下車します)
 今回は、「大通駅」から程近い「ホテルオークラ札幌」に宿泊していたので、地下鉄からバスへの乗り換えがスムーズにいけば、ホテルの部屋を出てから30分弱で歩き始めることができました。

 
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↑「頂上」に建つ「東屋」

 ちなみに、「旭山記念公園」は「記念公園」の名前の通り、1970年に札幌市創建100周年を「記念」して開園した「公園」とのことで、標高135mの公園最高地点の「頂上」からは札幌市内はもちろん、石狩平野や日本海をも一望することができるのだそうです。

   
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↑「頂上」からは「手稲(テイネ)山」や大倉山を遠望できました

 なお、雪のない時季には、夜になると園内にある噴水がライトアップされ、大都市札幌の煌びやかな街の灯りを見ることができるロマンチックな夜景スポットとなり、カップルに人気が高いのだそうです。←冬は噴水が雪に埋もれてしまうので、もちろんライトアップはありませんが、夜景は見ることが出来ます。←ただし、かなり寒そうです(笑)

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↑昨夏に登った「札幌円山」も間近に見えました

 ワタクシが訪れたときは、天気はそこそこ良かったものの、時折日本海側から雪雲が流れてきて、残念ながら日本海は見ることができませんでしたが、西側には札幌の市街地を見下ろし、北には札幌円山、南には藻岩山、北西側には手稲(テイネ)山が遠望でき、プチ「雪山」気分(笑)を味わうことができました。

 
 JIN記

(追記その1)
 ロマンチックな夜景見物は、「タラバ蟹」と「サッポロクラシック生ビール」の誘惑にあっさりと負けてしまい、パスしてしまいました(笑)
(追記その2)
 ちなみに、山歩きが好きではない愚妻は、当然のことながらバスの終点「旭山公園前」から「頂上」展望台の最短距離をピストンしたのみでした(^_^;)

 JIN記

 ↓「続き」にも写真があります 
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北の都で山歩き @ 夏の札幌円山 

カテゴリ:山行 北海道

 JINです。
 8月の初めに、札幌の円山に登ってまいりました。

1 札幌円山のエゾリス
↑札幌円山の野生のエゾリス

 今夏、関東各地では猛暑日が続いていますが、北海道も今年は平年よりも暑い日が多いとのことで、滞在中は幸いお天気にこそ恵まれたものの、連日ギラギラした太陽が照りつける真夏日となりました。

こちらは円山のエゾシマリス
↑こちらはエゾシマリス

 札幌円山は市街地に隣接した超低山なので、「いくら北の都とは言っても、さすがに真夏の登山は暑すぎるのでは‥」と少し心配していましたが、山頂部を除いて登山道のほぼすべてが樹林帯の中のルートとなっているため、枝葉が直射日光を防いでくれて思いのほか快適に山歩きが楽しめました。
 前回の2年前の冬に登ったときは北登山口(八十八箇所口)からのピストンでしたが、今回は西登山口(円山動物園口)から登って北登山口へ下る周回ルートで歩きました。

「円山原始林」のカツラの巨木
↑「円山原始林」のカツラの巨木(幹の割れ目などにエゾリスが巣をつくります)

 札幌円山の魅力は、中心市街地に近いながらも、手つかずの豊かな自然が残されていることです。
 登山口は、「大通駅」から地下鉄東西線に乗って(乗車時間は約5分)「円山公園駅」で下車し、そこから歩いて10分ほどであり、札幌市の中心部から20分足らず(車であれば約10分)の近い距離にありますが、山に一歩足を踏み入れれば鬱蒼と木々が生い茂る森が広がります。
 人口190万人が暮らす大都市に接していながら、これほどの自然が残されている森は、世界的にも珍しいと言われているそうです。  

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↑低山ながら札幌の中心市街地を眼下に望むことができる円山山頂

 天然記念物「円山原始林」に点在するカツラやシナノキ、ミズナラ、センノキ等の巨木巡りも円山歩きの楽しみの一つですが、ワタクシ的な円山の一番のお楽しみは随所に出没する愛らしい野生のエゾリスやエゾシマリスでした(補足:エゾリスは冬眠しないので一年中見ることができるようですが、エゾシマリスは地下の巣穴で冬眠するため、10月末頃から3月末頃までは見ることができません)

円山山頂から望む札幌市街地
↑「山ガ~ルオヤジ」(笑)

 札幌円山に生息しているリス達は、一応野生動物なのでそれなりに警戒心はあるものの、近づいてもあまり逃げようとはしません。
 どうやら一部の常連登山者が“餌付け”をしているらしく、賛否はともかくもその結果として、結構人慣れしている個体もいるようです。
 それでも、いざ写真を撮ろうとカメラを構えると、ちょこちょこと絶えず素早く動きまわり、どうにもこちらの思うような写真はなかなか撮らせてはくれませんでした(^_^;)
 
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↑「ビールのまちさっぽろ」の夏の風物詩「大通公園ビアガーデン」

 前述のとおり、エゾリスは冬眠しませんが、春から秋にかけては木の実などを食べ続けるものの、冬に備えて必要十分な量の食べ物を貯蔵をすることはしません。
 したがって、厳しい冬を迎えると途中で蓄えがなくなってしまい、食べ物を求めて森の中を必死で探しまわることになります。
 一方、エゾシマリスは、実りの秋に頬にある袋を使ってせっせと木の実を巣穴へ運んで貯蔵し、冬眠中にときどき覚醒して蓄えた木の実などを食べながら長い冬を越します。
 同じ“リス科”でありながら越冬スタイルがまったく異なる、まるで「イソップ物語」の“アリ”と“キリギリス”のようなリス達が同じ円山の森の中で一緒に暮らしており、個人的にはエゾシマリスよりもワタクシと“生き方”のスタイルがどことなく似ている(と思う ^_^;)エゾリスの方に、より親近感を感じてしまいました(笑)
 
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↑国内大手ビール会社4社のビアガーデンをコンプリート(^◇^)/
↑もちろん、すべてコンプリートしたって、なんの特典もありませんでしたが‥(^_^;)

 円山の森でリスに癒され、心地よい緑のシャワーをたっぷりと浴びて汗を流した後、地下鉄に乗って開放感あふれる「大通公園ビアガーデン」へ直行し、爽やかな青空の下、「やっぱり夏はビールがうまいっ!」とエゾリスキリギリスの如く木の実生ビールを食べ飲み続けたのは言うまでもありません(笑)

 JIN記

(記事本文とはまったく関係のない追記)
 2013年1月に本ブログ(カテゴリ:本の紹介)において、“ゆるふわ”アウトドアコミックとして紹介した「ヤマノススメ」×「富士急行」のコラボレーションによるキャンペーン「富士急行線で行く ゆるふわ旅のススメ」が、8月8日から12月28日まで開催されています。
 期間中は、富士急行線主要駅にタイアップポスターが掲出されるほか、フォトスポットにキャラクターパネルが設置されたり、記念切符をはじめとした限定オリジナルグッズが販売されるとのことです。
 また、富士急行線の大月駅~河口湖駅間で、コラボレーション列車「ヤマノススメ号」が8月8日より運行されています。
 なお、現在TVアニメーション「ヤマノススメ セカンドシーズン」がTOKYO MXにて好評放送中です。←もちろん、ワタクシも毎週欠かさずチェックし、最近マイブームとなっている“山ガ~ル風オヤジスタイル”の参考にしています(笑)

 ↓続きに写真があります

北の都で山登り PartⅡ 「モエレ山」 

カテゴリ:山行 北海道

 札幌「円山」に登った翌朝、まだ開ききらない眼をこすりながらベッドから抜け出し、ホテルの部屋の窓のカーテンを開けてみると、前夜の天気予報に反して爽やかな青空が広がっていました。
 朝の天気予報をチェックしてみたところ、前日に続きこの日も良い天気が夕方まで続きそうだったので、愚妻を連れて「モエレ山」にスノーハイキングに出かけることにしました。

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↑真っ白な雪を抱いた美しい山容の「モエレ山」

 「モエレ山」は、札幌市の郊外(中心市街地から北東約8km)にある「モエレ沼公園」内に聳え立つ(笑)標高62mの小さな山です。
 「モエレ沼公園」は、 世界的な彫刻家であり、庭園等の設計でも高い評価を得ている日系アメリカ人の故イサム・ノグチ氏によって基本設計がなされた大規模な都市公園で、「公園全体をひとつの彫刻とみなす」という構想のもとで、1988年より造成が進められ、2005年7月に札幌市の新しい観光スポットとしてグランド・オープンしました。
 また、そのすぐれたデザイン性が認められ、これまでに日本産業デザイン振興会グッドデザイン大賞や、土木学会デザイン賞最優秀賞、日本クリエイション大賞環境アート賞、日本建築学会賞、アジア都市景観賞など、数々の賞を受賞しています。

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↑「モエレ山」は「モエレ沼公園」内にあります

 「モエレ山」は、モエレ沼公園のために人工的に造られたものですが、れっきとした「山」であり、2004年には札幌市東区初の「山」として国土地理院の電子版地形図に記載されました。(ちなみに「モエレ山」という山の名前は、全国から一般募集して名づけられたそうです)
 札幌市北東部唯一の山として地域のランドマーク的存在であり、冬季は山全体が真っ白い雪で覆われるため、まるでニセコアンヌプリの山頂部(森林限界である1000m台地から眺める頂上)のような美しい姿となります。
 周辺は平地となっており他に高い建物等もないため、札幌市内全体はもちろんのこと、広大な石狩平野やそれを囲む山々を一望できる絶好の展望台となっています。
 この山であれば、「山歩きが嫌い」な愚妻でも、なんとか文句を言わずに登ってくれるだろうと、一緒に出かけることにしたのでした(笑)

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↑「モエレ沼公園」は、北海道らしい広大な郊外型都市公園です

 山へ出かけるというのに、のんびりと朝食を食べていたので、すっかり出遅れてしまい、ホテルを出たのは午前10時過ぎとなってしまいました。
 ホテル近くの市営地下鉄「大通」駅から「東豊線」の電車に乗り込んで約10分、「環状通東」駅で下車し、ここからバスに乗り換えます。
 バスターミナルの待合室で20分ほど待ち、バスに揺られること約30分、終点一つ手前の「モエレ公園東口」バス停で下車しました。(乗客は私と愚妻の二人だけになっていました)
 バス停からとぼとぼと歩いて約10分(ホテルの部屋を出てから1時間少々)で、「モエレ山」の麓に建つ公園の中心施設「ガラスのピラミッド“HIDAMARI”」にたどり着きました。

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↑「ガラスのピラミッド“HIDAMARI”」の開放的なアトリウム

 この「ガラスのピラミッド“HIDAMARI”」は、外壁のほとんどすべてがガラスで構成されたピラミッド形状の建物となっていて、その独特の外観から公園のシンボル的な存在となっています。
 “HIDAMARI”という愛称のとおり、冬は建物全体が温室(サンルーム)として機能していて、一歩足を踏み入れると、館内は“常夏”ならぬ“常春”のような暖かさでした。
 また、館内には、公園内を見渡すことのできるアトリウム(休息空間)や、イサム・ノグチ氏のギャラリー、長靴やソリ・クロスカントリースキーなどをレンタルしてくれる公園の管理事務所などもありました。

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↑めずらしく「山歩きが嫌い」な愚妻が先に登っていきます

 「登山届」こそ提出しませんが、一応は「雪山登山」となるので、念のため“HIDAMARI”の中で身支度を整えてから、「モエレ山」に取り付きます。
 案内によれば、登山ルートが3方向5ルートあるのだそうですが、山全体が真っ白な雪で覆われてしまい、どこが登山ルート(夏道)なのかまったくわかりません。
 幸い斜度がそれほどきつくはなかったので、山頂目指して直登することにしました。
 すでに数組のスキーヤー&ボーダーや、ソリ遊びの親子連れが、少し離れた山の斜面で滑走を楽しんでいましたが、ひたすら山頂のみを目指して登る愚直な登山者の姿は、我々のパーティー(笑)以外には見当たりませんでした(^_^;)

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↑山頂まであと少しです

 フワフワの深雪の感触を足の裏に感じながら登ること10分で、「モエレ山」の山頂に到着しました。(←登山者としては、おそらくこの日の“初登頂”だと思われます(^_^;)
 山麓にいる時や登っている間は、ほとんど風を感じなかったのですが、山頂に着いたとたんに強い風が襲ってきました。
 標高は低いものの平地にポツンと立つ「独立峰」のため、その風当たりは相当なものでした。

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↑「モエレ山」の山頂から俯瞰する札幌の市街地

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↑同じく「モエレ山」の山頂から見渡す石狩平野

 標高62mの山頂がこれほどの強風とは予想しておらず、うっかり帽子の防風対策を行っていなかったため、「まずいっ。このままでは帽子が風で飛ばされる」と思った次の瞬間、ものの見事に突風に帽子を持っていかれ、あっという間に山の斜面を転がり落ちていってしまいました。(←下山の途中、山の中腹で無事回収しました)
 「超」低山といえども、さすがは北海道の「山」です。なかなか侮れません(苦笑)
 強風に吹かれて、すでに顔が怒りの表情に変わりつつある「山歩きが嫌い」な愚妻と「登頂記念写真」を撮り合った後、ゆっくりと展望を楽しむ間もなく早々に頂上を後にしたのは言うまでもありません(^_^;)

 JIN記 

北の都で山登り PartⅠ 「札幌円山」 

カテゴリ:山行 北海道

 明けましておめでとうございます。
 久しぶりに本ブログにアップさせていただきました。
 本年も懲りずに時折アップしてまいりますので、よろしくご笑覧くださいますようお願い申し上げます。
 さて、新年早々に昨年の話でまことに恐縮ですが、12月にクリスマスハッピーホリデイ(と自分で勝手に思っている単なる休暇)をいただいたので、愚妻とふたりで札幌に出かけてきました。

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↑「札幌円山」の山頂より「謹賀新年」

 札幌を訪れるのは、約2年ぶりです。(←数えてみたら今回で17回目でした(^_^;)
 今回の札幌滞在の目的は、クリスマスシーズンの札幌の風物詩である「さっぽろ ホワイト イルミネーションミュウヘン・クリスマス市 in Sapporo」を久しぶりに楽しむとともに、その合間に北海道の郷土料理や旨い寿司で舌鼓を乱れ打ち、さらに天気に恵まれれば、近くの低い山でスノーハイキングもしちゃおうかな的「ウフフ、豪華3本立て」でした。

 2011年のクリスマスがらみの三連休は、クリスマス寒波&西高東低の冬型の気圧配置が強まったことにより、北日本や日本海側は大雪となったところが多かったようですが、私たちが札幌を訪れたのはその一週間ほど前だったため、滞在していた4日間ともに、この時期の札幌としてはとても良い天気に恵まれました。(←もちろん、それなりに寒くはありましたが‥(^_^;)

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↑「円山」山頂への登山道(八十八箇所ルート)

 今回の札幌ステイの宿は、大通公園からほど近い場所に位置する「ホテルオークラ札幌」です。
 事前の案内では「チェックインは午後1時から」ということでしたが、ホテル側の配慮により定刻より前にチェックインして、すぐに部屋に入ることができました。

 この日の札幌は、午前中から青空が広がり、夕方まで良い天気が続きそうな「雪山日和」でした。
 この時期の札幌では、こんな良い天気はそうそうないため、旅行初日ではありましたが、「まずは昼飯に旨い鮨を食う」という予定を急遽変更して、早速スノーハイキングを楽しむことにしました。
 すでに正午を過ぎていたので、現地までの移動に時間がかかる手稲山や、近くても登り下りの行動時間が長い藻岩山(←ロープウェイはまだリニューアル工事中でした)などへは、時間に余裕がないため出かけられません。
 そこで、中心市街地のすぐ西にある低山で、現地までの移動時間が少なく、かつ行動時間が短い「円山(まるやま)」へ登ることにしました。
 ホテルの部屋で山へ登る支度を整えて、いつものように半ば呆れ顔で見送る愚妻を部屋に残し、ホテルからほど近い市営地下鉄「大通」駅から「東西線」の電車に乗り込みます。

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↑中心市街地に近い山ですが、アニマルトラッキングが楽しめました

 3駅目の「円山公園」駅で下車、乗車時間はたったの5分間でした。
 改札を出て、「円山公園方面→」の案内表示に従って地上へと上がり、さらに標識の方向へ歩いていくと、すぐに「円山公園」の入口に突き当たりました。
 公園の中に入り、北海道神宮への道を右に分け、その後円山川に架かる小さな橋を渡り、スマフォのGPSの地図を頼りに山裾の道を奥へと進んでいくと、「円山」の「八十八箇所ルート」の登山口である円山大師堂にたどり着きました。
 日課の如く「円山」へ毎日のように登っている「常連さん」たちが(おそらく勝手に)置いているのか、案内標識板の裏側には、たくさんの使い込まれたストックが掛けられていました。

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↑「円山」の山頂は、東側の展望が広く開けていました

 円山太子堂の右側にある短い階段を上って、山道へと入って行きます。
 「四国八十八箇所札所めぐり」にならって、大師堂から山頂までの間の八十八箇所にお地蔵さんなどの石仏が設置されており、順に番号が記されているため、登る上での励みになります。
 ただし、時折気づかない石仏があったりすると、欠番が生じたりもしますが‥(笑)
 最初はつづら折れだった登山道は、すぐに尾根道へと変わり、左右に展望が得られるようになりました。
 「円山」周辺の森林は、大正時代から「円山原始林」(←正確には、過去に人の手が入っているため、「原始林」に近い「天然林」なのだそうです)として国の天然記念物に指定・保護されているため、大都市のすぐ近くにある山の割には豊かな自然が残されています。
 グリーンシーズンは、「円山原始林」の豊かな樹木に葉が生い茂って展望が遮られそうですが、この時期はほとんどの木々が落葉しているため、展望を楽しみながら登ることができました。

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↑「円山」の山頂から俯瞰する札幌の街並み

 毎日たくさんの人が登っていることを裏付けるように、登山道の上の雪は適度に踏まれており、急登もあまりないために、念のため持参した軽アイゼンを付ける必要性をほとんど感じないままに登り続けました。
 途中、下山してくる3組ほどの登山者とすれ違い、登山口から登ること約30分、ホテルの部屋を出てから1時間足らずで、「円山」の山頂に到着しました。
 山頂部は、東側が岩場となっていて、広く視界が開けており、眼下には札幌の市街地、遠くは広く石狩平野や夕張山地の前衛の山々が遠望できました。

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↑南側には藻岩山が見えました

 陽射しがあり、風もなかったため、登っている間は寒さをほとんど感じませんでしたが、山頂で展望を楽しみ、いつものようにカメラの三脚を立てておバカな写真撮影などをしていると、次第にじわじわと寒くなってきました。
 ウエストバッグに括り付けている簡易温度計に眼をやるとマイナス8℃、どうりで寒いわけです(^_^;)
 暖かいホテルの部屋でおそらく惰眠(昼寝)をむさぼっているであろう愚妻へ、「超クールな登頂写メール」を送ってたたき起こしてやろう(笑)と企み、スマホのカメラを起動しようとしましたが、「充電してください」のメッセージが表示された後、まったく動かなくなってしまいました。
 ホテルを出るときにチェックした際は、電池の残量は充分なはずだったので、再起動して何度か同じ操作を繰り返しましたが、結果はいずれも同じでした。(←あくまで推測ですが、A社のスマホは、保温対策を施さないと、氷点下の低温時ではバッテリーの性能が安定しないようです)

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↑氷点下8℃ (風がなく、日差しが暖かかったのは幸いでした)

 午後ということもあり、山頂に着いたときは誰もおらず、また、私が山頂に留まっていた30分ほどの間に登ってきた登山者も、若い女性1人だけでした。
 彼女は、山頂に着いたとたん、すぐに携帯電話で話し始め、10分間ほど(ほぼ)一方的にしゃべり続けた後、下山して行きました。
 けたたましい彼女が去った後、山頂はまた元の静けさを取り戻しました。

 まだ午後2時を過ぎたばかりでしたが、太陽はすでに西の空に低く傾きはじめていました。
 陽の光も夕陽のように弱くなり、寒さもさらにぐっと増してきたような感じがします。
 三脚を手早くたたんでサブザックの中に押し込み、眼下に広がる札幌市街地の絶景に別れを告げて、誰もいない「円山」の山頂を後にしました。

 JIN記

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