FC2ブログ

新緑の奥鬼怒へ 

カテゴリ:山行 日光・尾瀬

 少し前のことになりますが、5月の末から6月の初めにかけて、新緑の奥鬼怒歩道を歩いてきました。

1_20150703214605925.jpg

 栃木県北部の鬼怒川の源流域にある奥鬼怒温泉郷(「八丁の湯」、「加仁湯」、「日光沢」温泉、「手白澤」温泉)は、奥鬼怒四湯とも呼ばれ、その昔は各温泉とも一軒宿の秘湯として知られていました。(ちなみに名前が似ている「鬼怒川温泉」とよく混同されますが、まったく別の場所にあります)

2_20150703214606648.jpg

 現在は林道や電気などが通じており、さすがに「ランプの宿」ではなくなりましたが、昔の秘湯の雰囲気を残す「山のいで湯」として、温泉愛好者を中心に人気があります。

3_2015070321460765f.jpg

 奥鬼怒歩道を歩くのは、20年以上も前に愚妻と二人で奥鬼怒歩道を歩いて「手白澤」温泉に泊まって以来、久しぶりの再訪だったのですが、正直なところ宿の露天風呂以外の記憶がほとんど残っておらず、気分的にはほぼ初めて歩くようなカンジでした。

 
4_2015070321460849b.jpg

 同行した愚妻は山歩きが好きではないため、路線バスの終点である夫婦渕から「加仁湯」温泉の送迎バスに乗車して林道経由で宿に直行し、ワタクシは一人で奥鬼怒歩道を歩いて「加仁湯」を目指しました。

5_20150703214610c7e.jpg
↑「八丁の湯

 奥鬼怒川歩道は、始めこそ若干のアップダウンがありましたが、鬼怒川に架かる吊り橋を渡り左岸を行くようになると、道は渓流に沿って緩やかになりました。

6_20150703214641479.jpg
↑「滝見の湯

 1時間ほどのんびりと歩いて、奥鬼怒温泉郷の一番手前に位置する「八丁の湯」に到着。
 立ち寄り湯をお願いして、滝を眺める気分爽快な露天風呂に「おひとり様」貸切状態でどっぷり浸かりました。

7_20150703214642866.jpg

 八丁の湯に1時間弱ほど使った後、再び奥鬼怒歩道に戻り、渓流沿いに10分ほどゆるやかに登ると、今宵の宿である「加仁湯」に到着しました。

10_20150703214647457.jpg
↑「加仁湯」の「第3露天風呂

 部屋に案内され、愚妻が風呂から上がってくるのを待って、いざ露天風呂へ。
 「加仁湯」の源泉は5本あり、泉質もそれぞれ異なるとのことで、露天風呂だけでも白濁した湯や無色透明な湯など、いくつもの湯船がありました。

9_20150703214645813.jpg

 渓流を眺める大きな「第3露天風呂」に、これまた「おひとり様」貸切状態でまったりと浸かり、白濁したお湯で心身ともにリフレッシュしました。

P1200074.jpg

 ちなみに、「八丁の湯」も「加仁湯」も女性専用の露天風呂以外はすべて混浴となっていたのですが、いずれも野趣溢れるオープンな造りとなっているためか、女性の姿を見かけることは残念ながらありませんでした(笑)

 JIN記
スポンサーサイト

紅葉狩り@龍王峡 

カテゴリ:山行 日光・尾瀬

 11月中旬の平日に、単独行(ひとり)で龍王峡へ紅葉狩りに行ってきました。

1_20141113060756b87.jpg
↑川治温泉周辺の紅葉

 日光・鬼怒川エリアを歩くのは久しぶりです。
 最後に訪れたのは、昨年6月の霧降高原でしたので、1年以上も「ご無沙汰」状態でした。

2_201411130607589bc.jpg
↑龍王峡周辺の紅葉

 日光・鬼怒川エリアは、ワタクシ的には「ホームグラウンド」的エリアだったのですが、一昨年の夏に霧降高原でヤマビルとバトルをして以来、どうやらそれがトラウマとなってしまったらしく(^_^;)、あまり足が向かなくなり、このところは同じ北関東でも上州エリアの方に好んで出かけるようになってしまいました。
 
3_2014111306075900d.jpg
↑龍王峡

 というわけで、久々の日光・鬼怒川エリアでしたが、雲一つない秋晴れの良い天気&素晴らしい紅葉に恵まれ、すっかり「ビジター」となってしまった浮気者のワタクシをあたたかく迎えてくれました(笑)

4_20141113060801994.jpg
↑真っ赤に色づいた紅葉

 今回は、川治温泉から龍王峡までの散策お気楽ハイキングコースを歩きました。
 このコースを歩くのも久しぶりだったのですが、一部新しい散策路もつくられていて、新鮮な気分で歩くことができました。

5_20141113060802aa3.jpg
↑日の光に映える紅葉

 ただ、本コース一番の休憩適地である「白砂園地」付近の道が落石のため通行禁止となっていて、一部車道を経由して大きく迂回を強いられたのは残念でした。
 通行止めの場所を回避するため、白砂半島の尾根沿いにダイレクトに下る迂回ルートが新設されていたので、実際には車道歩きをしなくてもよかったのですが、そのことは積極的に周知されていませんでした。

6_201411130608348c0.jpg
↑鮮やかな色が目を楽しませてくれます↓
7_201411130608358a9.jpg

 また、その先でも、上流の「むささび橋」を渡って、下流の「虹見橋」へ至る右岸の観光散策コースも落石のため通行禁止になっており、「龍王峡駅」を起点に周遊できなくなっていて、観光客が困惑していました。 

9_2014111306083845e.jpg
↑「虹見の滝」

 「龍王峡」は紅葉の名所として広く知られているところですが、その紅葉シーズンに散策路が何か所も落石で通行禁止となっていることに少々驚き、 「昨今の国や自治体の財政難の影響で、日常生活上あまり影響のない観光地の散策路などは優先度が低いと判断され、復旧工事が後回しになっているのでは‥」などと穿った考えが脳裏をかすめてしまいました(^_^;)

 JIN記

 ↓「続き」に写真があります

紅葉狩り@尾瀬ヶ原 

カテゴリ:山行 日光・尾瀬

 10月初旬、台風来襲の合間に尾瀬ヶ原へ紅葉狩りに行ってきました。

P1150351.jpg

 尾瀬ヶ原を訪れるのは、昨年の9月末以来ほぼ1年ぶりです。
 昨年は夏と秋の2回とも良い天気に恵まれたのですが、今回は残念ながら「う~む(-_-)」的な天気となってしまいました。

P1150359.jpg

 今回も鳩待峠から入り、山ノ鼻から牛首→龍宮→見晴へと歩いて、草紅葉の尾瀬ヶ原をぐるっとまわってきました。

P1150190.jpg

 昨年の秋と同様に、燧裏林道を通って尾瀬御池へ抜けるルートを歩こうかとも考えていましたが、お天気が「う~む(-_-)」的だったので、今回はおとなしく鳩待峠へ戻りました。

P1150450.jpg

 秋の尾瀬へそんなに多く行っているわけではないので、エラソーなことは言えないのですが、時季的に見頃であるはずの紅葉は、全般的に少し色づきが悪いように感じられました。

P1150282_20141013195738406.jpg

 紅葉の見映えは、陽の当たり具合など当日の天気にかなり左右されるので、当日の天気が「う~む(-_-)」的であったことから余計にそう見えたのかもしれませんが、あくまで「ワタクシの個人的な感想」としては、今年の尾瀬の紅葉は残念ながら鮮やかさにイマイひとつ欠けるようなカンジがしました。

P1150465.jpg

 今年は全国的に秋の訪れが早く、それに伴い紅葉前線も順調に南下し、尾瀬ヶ原でも9月20日前後には最低気温が氷点下となる日もあったのですが、9月の末頃に台風が南の暖かな空気を引き込んでしまい、寒さが中ダルミとなってしまったことなども、もしかしたら紅葉の色づき具合が「う~む(-_-)」的に見えた一因かもしれません。

P1150416.jpg

 また、これも台風絡みの話ですが、今秋は日本に上陸した台風が多かったせいか、紅葉する前に落葉してしまった樹木も多いようなカンジがしました。
 落葉せずに残っている葉も、傷んだものや黒い斑点のあるものが目立ちました。

P1150194.jpg

 でもまあ、お天気や紅葉の色づき具合など贅沢を言えばきりがありませんので、台風が次々と来襲する中、今年もなんとか尾瀬の紅葉を見ることができたことを素直に喜びたいと思います。

 JIN記

 ↓続きに写真が少しだけあります

草紅葉輝く尾瀬ヶ原へ 

カテゴリ:山行 日光・尾瀬

 9月の末に草紅葉の尾瀬ヶ原をひとり(単独行)で歩いてきました。

1_20130930114947ff9.jpg
↑朝靄に浮かぶ燧ケ岳

 先月(8月)下旬に「尾瀬至仏山」に登り、山頂から眺めた尾瀬ヶ原は、秋の気配が漂っていたとはいえ、まだ全体的には緑色でしたが、このひと月の間にすっかり秋の装いに衣替えしていました。

2_20130930114948b1d.jpg
↑朝陽を浴びて黄金色に輝く湿原 奥の山は至仏山

 一時期、「尾瀬」とは相性が悪いときがあり、訪れる度に冷たい雨にたたられていましたが、昨夏の燧ケ岳今夏の至仏山と、最近はすっかり相性が良くなり、訪れる度に良い天気に恵まれています。←いずれも単なる偶然だとは思いますが‥(笑)

3_2013093011494922b.jpg
↑黄葉するシラカバの木(「竜宮」付近)

 この日も朝から雲がまったくないとても良い天気となりましたが、その分放射冷却も効いて、明け方頃はとても冷え込みました。(帰宅後に、ネットで尾瀬保護財団のブログを確認したところ、この日の朝の最低気温は、2.2℃でした)

4_20130930114950425.jpg
↑池塘に浮かぶヒツジグサも紅葉していました

 朝こそ冷え込みが厳しかったものの、その後は陽が登るにつれて次第に暖かくなり(午前9時の気温11.9℃、この日の最高気温20.3℃←尾瀬保護財団のブログより)、快晴無風の秋晴れに恵まれて、気持ちの良い湿原散策を楽しむことができました。

逆さ燧
↑池塘に映る「逆さ燧」

 当初の計画は、散策しながら尾瀬ヶ原を一周して、本日のスタート地点である群馬県側の登山口の「鳩待峠」へ戻る予定でしたが、あまりに良い天気に恵まれたため調子に乗ってしまい(^_^;)、燧裏林道を通って福島県側の登山口である「御池」へ縦走するルートへ変更しました。

6_20130930115348a95.jpg
↑一部の木々が紅葉していました

 約7年ぶりに歩く燧裏林道は、湿原に比べると色づいているのはまだ一部の樹木にとどまり、全体的には“まだこれから”というカンジでしたが、点在する「西田代」や「横田代」では“ようしこれから”というカンジでした。

7_20130930115350421.jpg
↑燧裏の横田代では、木々の紅葉が始まりつつありました

 燧裏林道はさほどアップダウンのない山道ですが、それまでほぼ平坦な尾瀬ヶ原の木道ばかりを歩いてきたせいか、思いの外きつく感じられ、鈍り切ったカラダへのダメージがボディブローのようにジワジワと効いてきて、歩程18.4kmの終着点である「御池」に着くころには、すっかりヘロヘロになってしまいました(^_^;)>
 いつものことですが、下山後に冷えたビールで乾いたノドとカラダをウルウルに潤したのは、言うまでもありません(笑)

 JIN記

 ↓続きに写真があります

秋風そよぐ尾瀬ヶ原へ 

カテゴリ:山行 日光・尾瀬

 8月下旬、一人(単独行)で尾瀬の至仏山に登ってきました。

1
↑至仏山の中腹から望む尾瀬ヶ原と燧ケ岳

 昨夏、久しぶりに燧ケ岳に登り、尾瀬ヶ原を東の端から眺めたので、「ようし!今夏は西の端から尾瀬ヶ原を眺めてみようじゃないの」というシンプル(ていうか単純)な動機から、久しぶりに至仏山に登ることにしたのでした(^_^;)

2
↑湿原は「夏色」から「秋色」へ“衣替え”しつつありました

 尾瀬は花の季節も終わりに近づき、盛夏には木道に列をなして歩いていたハイカーの姿も、かなり疎らとなっていました。
 湿原の草紅葉が始まる9月の中頃までは、静かな尾瀬を楽しむには良い時期となります。
 湿原を渡る風はかなり涼しく、尾瀬ヶ原はすでに秋の気配が漂っていました。

3
↑池塘の水鏡に映る青い空と白い雲

 前回、至仏山に登ったときは夜行日帰りの強行日程であったため、鳩待峠からの「弾丸ピストン登山」でしたが、今回は尾瀬ヶ原の西の端に位置する「山の鼻」地区の山小屋に泊まり、翌日至仏山に登頂し、小至仏山を経て鳩待峠に下山する「ゆったり登山」の行程としました。

4
↑朝霧に包まれる尾瀬ヶ原

 「山の鼻」と至仏山の山頂を結ぶルート(東面登山道)は、登山道の荒廃や高山植物への影響から一時期(といってもかなり長い間)閉鎖されていましたが、現在は5月上旬から6月下旬の約2カ月間を除いて通れるようになっています。
 ただし、グリーンシーズン(無雪期)は、「山の鼻」から山頂への「上り専用」で、山頂から「山の鼻」へは下山できません。

5
↑「山の鼻」(手前)から「見晴」へと伸びる木道

 東の燧ケ岳が火山の噴火でできた山であるのに対して、西の至仏山は岩石が隆起してできた山であるため、山頂一帯は「蛇紋岩(じゃもんがん)」という岩が露出しています。
 この「蛇紋岩」は“滑りやすい”という性質があるため、ウエットなときはもちろんのこと、ドライな状態でも靴底がスルッと滑ってしまうので、登山の際は大変難儀してしまうのですが、悪いことばかりというわけでもありません。

6
↑「山の鼻」~「牛首」周辺は池塘が多く点在しています

 「蛇紋岩」は“植物の生育を阻害する”という特異な性質も有していることから、至仏山はその影響を受けて周囲の山々に比べて森林限界となる標高が低くなっています。
 そのため、登り始めて1時間も経たないうちにハイマツ帯となるので、尾瀬ヶ原や燧ケ岳などの山々を展望しながら登ることができます。

7
↑「高天ヶ原(たかまがはら)」から望む尾瀬ヶ原と燧ケ岳

 「山の鼻」から約3時間をかけて登り、たどり着いた標高2,228mの山頂からは、幸い良いお天気に恵まれたこともあり、西に尾瀬ヶ原や燧ケ岳、東には谷川岳や巻機山などの上越国境の峰々、北は平ケ岳や越後駒ヶ岳、南には武尊山や日光白根山など、ぐるり360度の大展望を楽しむことができました。

 JIN記

 ↓続きに写真があります